です。
4歳からピアノを始めた。
母が音楽系がまるっきりだめだったから、娘の私にはどうにか音楽に親しんでほしいとの願いがあったとあとで聞かされた。母の願いは通じたようだ。私は学校の音楽会や卒業式などで歌の伴奏を任されるくらいには弾けるようになった。あのころ、ピアノは私の日常に当たり前のようにあった。
4月に今の駅に引っ越してきた私はある日、散歩に出かけた。
てくてく歩く。目標は国領のイトーヨーカドーだったのだが・・・ふと足を止める。
そこにはパン屋さん。
いい匂い。思わず中に足を踏み入れる。
そこには見るからに美味しそうなパン達が食べて~と言わんばかりに並んでいた。どれにしよう?と悩みながら購入。その味が美味しかったことは言うまでもない。
そして、ふと目に留まったもの=ピアノだった。
真っ白なピアノ。しかもグランドピアノだ。
どうしてパン屋さんにピアノが?頭の中がはてなマークでいっぱいになる。
そこには「ご自由にお弾きください」の言葉。
弾いていいの?半信半疑でパンを買うときに店員さんの聞いてみる。いいですよ!との言葉にびっくり。なんでもオーナーさんの趣味とか・・・練習しに来る人もいますとのことだ。
私は東京に来て、京王線沿いに住んで、大好きだった当たり前だったピアノと離れた。ピアノは1日弾かないだけでも指が動かなくなる。だから毎日練習していたあのころ。
今は・・・時々弾いてもやはり指は昔のようには動かない。ピアノが弾きたい・・・そう思っていた私の前に突如現れたグランドピアノ。もっと弾きに訪れたいなと思う。
パン屋でピアノ。ミスマッチな組み合わせだが、その時から私のお気に入りのパン屋さんに登録された。子供から大人まで楽しめる数々のパンが並ぶ。いつもどれにしようか悩みまくる。
天気のよい日は相方とパンを買って野川のベンチで食べる。それがまたなんとも言えず美味しくて笑顔になる。
協奏曲という名のそのパン屋さん。今日もまた散歩の途中に寄ってしまいそう♪
Bread Gallery Concertoでパンとピアノのコラボを楽しんでみては?

沿線ライター
びび さんによって書かれた記事です。
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